本、読んでみない?

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八咫烏完結作「弥栄の烏」

皆さんこんばんは!

今日は八咫烏シリーズ」の完結編

「弥栄の烏」を紹介したいと思います。

 

弥栄(いやさか)とは

ますます栄えることを意味しますが

ますます栄える烏(カラス)とは

一体何なのか、気になりませんか?

 

八咫烏シリーズ完結編のあらすじに入る前に

簡単にこれまでの物語を見ていきましょう。

 

1. 八咫烏シリーズ あらすじ

 

出展:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167901189?utm_source=hon_web_sp&utm_medium=cpa&utm_content=karasu

 

作者:阿部 智里

シリーズ作品:烏に単は似合わない

         烏は主を選ばない

       黄金の烏

       空棺の烏

       玉依姫

       弥栄の烏

 

八咫烏シリーズは合計6巻で構成されています。

 

第1巻は2014年に刊行されましたが、

作者の阿部先生は、2012年に早稲田大学在学中に

史上最年少の20歳で松本清張賞を受賞されています。

まさに天才です。

 

そんな阿部先生の代表作が八咫烏シリーズなのです。

 

人の姿を取ることができる特別な烏、八咫烏

山内と呼ばれた異世界で生きています。

 

第1巻では、王と同等の存在の「金烏」の正妃になるために

集まってきた貴族の娘らの後宮生活を描いています。

 

第2巻以降は、金烏とその右腕となる八咫烏

出会いから活躍までが丁寧に描かれております。

 

金烏の周りでは、常に事件や争いごとが絶えません。

そして平和であったはずの一族に忍び寄る怪しい影

徐々に姿を見せるのでした。

 

2. 弥栄の烏 あらすじ

 

弥栄の烏では、八咫烏一族の未来を揺るがす存在、

「猿」との最終決戦となります。

猿とは一体何なのか。なぜ烏と猿は仲が悪いのか。

八咫烏一族の誕生と山内の秘話が語られます。

 

3. 八咫烏シリーズの見どころ

八咫烏シリーズは、よくある和風ファンタジーとは違います。

毎回どんでん返しが待っているのです。

 

第1巻の「烏に単は似合わない」は、貴族の娘たちの

後宮生活を描いているとお伝えしました。

 

後宮といえば、まさに女の戦いです。

我こそは他より優れていると

金烏にアピールしなければなりません。

 

誰が正妃になるのか予想しながら読む。

それだけでは収まらないのです!

 

どんでん返しの答えは、ぜひ本編にて!

 

「弥栄の烏」でのどんでん返しは

シリーズ完結作である通り、八咫烏一族の命運に関係します。

 

最後まで語られない「猿」との関係性。

「金烏」とは何か。

 

歴史とは人によって語り継がれる物語です。

何か真実で、何が嘘か。

あなたは見極めることができますか?

 

読んでみたいと感じたら、ぜひお手にとってみてください!

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次回は日本の武士を題材にした歴史小説を紹介します♪

お楽しみに!

 

烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ (文春文庫)

烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ (文春文庫)

 

 

烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ (文春文庫)

烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ (文春文庫)

 

 

黄金の烏 八咫烏シリーズ (文春文庫)

黄金の烏 八咫烏シリーズ (文春文庫)

 

 

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)

 

 

玉依姫 八咫烏シリーズ (文春文庫)

玉依姫 八咫烏シリーズ (文春文庫)

 

 

弥栄の烏 八咫烏シリーズ (文春文庫)

弥栄の烏 八咫烏シリーズ (文春文庫)