本、読んでみない?

紙の本をこよなく愛する読書マニアによる読書のススメ!本、読んでみない?

ファンタジー

大切なのは心で見ること。「星の王子様」

皆さんこんにちは! 今日で2019年も終わりですね。 今年はどんな年でしたか? 個人的には 今年は新しいことに挑戦した一年でした。 このブログもそのひとつです。 1冊でも、あなたの心に響いた本があれば 書き手としてはこの上なく嬉しいです。 さて、今年の…

星降る夜の分かれ道。「銀河鉄道の夜」

皆さんこんばんは! 随分お久しぶりですね。 しばらく更新しておりませんでしたが・・・ せっかくの年末なので、この時期にぴったりな本を紹介します! 大晦日の夜、除夜の鐘を聞きながら 神社にお参りに行かれる方も多いと思います。 その時、ふと空を見上…

美しさに隠されたリアリズム「世界の真ん中の木」

皆さんこんばんは! 今日も絵物語の紹介です。 前回は宮崎駿監督作品の 「シュナの旅」でした。 THE ジブリって感じの絵に内容。 宮崎駿監督作品なんで当たり前ですが笑 今日紹介する絵物語も ジブリにゆかりのある方の作品です。 二木真希子 宮崎駿監督と共…

神人の国へ。金の麦を手にした時から。「シュナの旅」

皆さんこんばんは! 今日は絵本を紹介する日です。 絵本と言っても、正確には 絵物語と呼ばれておりまして 文庫サイズで挿絵がふんだんに使われています。 そして今日ご紹介する本の作者は なんとあの! 宮崎駿監督です。 スタジオジブリ始まりの作品と言え…

もし、もう一度会えるなら。奇跡の1時間。「午前0時の忘れ物」

皆さんこんばんは! 今日も心温まるミステリーの紹介です。 ミステリー小説といえば 私の中では 赤川次郎 が代表的なミステリー作家だと 認識しています。 三毛猫ホームズシリーズなど シリーズ物で子どもも読める 柔らかいミステリーが多いんですよね。 個…

心を具現化。感情を擬人化。「これは王国のかぎ」

皆さんこんばんは! 台風が過ぎ去ったものの 交通機関が麻痺して大変な1日でしたね・・・。 皆さんやご家族のご自宅は大丈夫でしょうか? 今年はもうこれ以上台風が来ないことを祈っています。 それでは今日の本の紹介に移らさせていただきます。 今日は荻原…

か弱き少女と少年の大きな選択。「狐笛のかなた」

皆さんこんばんは! 31記事目の今回は 初心を忘れない!ということで 1記事目の流れに沿って 上橋菜穂子の作品を紹介したいと思います。 上橋菜穂子と言えば、今までに 「精霊の守り人」 「鹿の王 水底の橋」 を紹介しました。 上橋菜穂子の作品の素晴らしさ…

もしも人が火を使えなくなったら。「火狩りの王」

皆さんこんばんは! 今日はわたしが最近読んだ 新作を紹介します! それは、人から火を奪われた時代。 過去に自由に使えたはずの火が 今は死を呼ぶ危険物とされ 人々は火を使うことができずに 生活していました。 そんな世界でふたりの少年と少女の 運命が交…

賀茂是雄と熾天使と美少女たちのドタバタ劇「天国に涙はいらない」

皆さんこんばんは! 今日は久々のコメディです! あまりコメディを求めて手に取ることはなく 今回の本も、設定が好きで買いました。 主人公、賀茂是雄は霊能力者です。 その血筋は代々受け継がれ その霊力は衰えていません。 しかし、霊能力を使うような 悪…

生への執着 王への道 「十二国記 月の影 影の海」

皆さんこんばんは! 今日はある王様と補佐の話でしたね。 前回ちょっと前振りしましたが このストーリーは学校の教室から始まります。 学校から、王様。。。? そんなことありえませんよね。 それもそのはず。 とある学校の教室で 麒麟と呼ばれる獣に連れ去…

晴明の孫にして後継。半人前陰陽師の成長奮闘記「少年陰陽師」

皆さんこんばんは! 今日は平安時代のファンタジーですね! その少年、晴明の後継につき ということで、 今回は安倍晴明の孫のお話です。 孫言うなーーーーーーー!! おっと、 昌浩の怒号が飛んできてしまいました笑 この物語は 晴明の孫にして、唯一の後継…

水の乙女と風の若子。神をも巻き込む壮大和風ファンタジー「空色勾玉」

皆さんおはようございます! 今日は その世界観に引き込む大御所作家の作品でしたね。 世の中には有名な小説家がたくさんいますが 作品のジャンルごとに分けて SF御三家 日本3大ファンタジー作家 などと呼ばれて 特に崇められる小説家がいます。 今回は日本3…

守りたい。その思いが届いたら、きっともっと強くなれる。「精霊の守り人」

「守りたい。」その思いは誰のため?女用心棒が引き受けた依頼は彼女の未来を大きく変える。

八咫烏完結作「弥栄の烏」

八咫烏シリーズ完結作「弥栄の烏」を紹介します!物語は思いも寄らぬ方向へ。八咫烏一族の明日への希望は何処へ?

命と向き合うファンタジー「鹿の王 水底の橋」

上橋菜穂子最新作「鹿の王 水底の橋」は、人生における「幸せ」は何かを問うた物語です。心に訴えかける医療サスペンス。ぜひページをめくってみませんか?